


靴箱に靴を入れ脱衣所に進む。脱衣所と浴室は仕切られている。別府で度々見られる脱衣所と浴室の一体型ではない。
扉を開けると広い浴室が現れる。中央には水色のタイルで覆われた浴槽が鎮座している。長方形で四隅が丸められた形状だ。淵は洗い場の床からは30㎝ほど高い。湯口は浴槽の淵にあり、太いパイプが立ち上がり湯面下まで延びている。側には加水用の蛇口もある。
独自源泉らしく、浴室内に分析表が掲げられている。臭い、味ともに癖はなく透明である。



洗い場はベージュ系で、アクセントデザインのあるタイルが貼り詰められている。三方の壁に水道の蛇口と鏡があるが、体を洗う際は浴槽から湯を汲み上げて使用する。
公民館併設型ではなく、浴舎は独立している。別府の共同浴場とは少しばかり異なるスタイルが第二の個性なのかもしれない。

組合員専用ながら別府温泉まつりで一般開放され、入浴の機会に恵まれた。感謝。
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吉弘第二温泉
別府市石垣東5-7-31
弱食塩泉
57℃
シャンプー類なし ドライヤーなし 洗面器なし
内湯
ジモ専(組合員以外入浴不可)
駐車場なし
2016/4/2