明礬温泉 奥みょうばん山荘

濃い霧の中、国道500号をそろりそろり進みます。頼りはナビのみ。画面の指示のまま細い道を進むと、霧に佇むそれらしき建物を見つけました。
しかし、看板がひとつもなく霧に隔てられ戸惑っていると、対向車が停車、女性の方に丁寧に案内をしていただきました。





玄関の呼び鈴を押すと宿の方が出てこられ、浴舎へ案内していただきました。貸し切り方式です。浴舎は古いものと新しいものがあります。案内されたのは新しい建物です。一番端っこの内湯のみの扉を選びました。湯は土色を帯びた濁り湯です。湯口の湯はほとんど透明です。硫黄臭は弱くほとんど感じ取れません。しかし、細かい湯の華が舞っています。浴槽の淵には湯の花が堆積し、手に取ることができます。やはり土色です。





古い浴舎の壁には分析表が掲げられています。湯山高原荘の表示があります。オーナーが変わり施設の名称も変更されたようです。


明礬温泉 奥みょうばん山荘
府市野田サッショウ原1249
単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 噴気造成泉
97.0℃
石鹸あり
貸し切り湯500円/人
10:00~20:00
2009/7/5