別府温泉 紙屋温泉

別府観光港から鶴見岳へ向かうように進む広めの道をテクテク歩きます。駅前通りとは様相が一変し、ひっそりとした佇まいです。
住宅や商店が建ち並ぶ家並みのはずれにエンジ色した中ぐらいの病院の建物が見えます。その向かいに紙屋温泉の看板を見つけました。



路地の奥にある紙屋温泉ですが、周りの建物が解かれ、明るい感じの入口です。向かって左側が男湯。入ると先客が一人いらっしゃいます。挨拶を交わすと、やがて貸し切り。浴場の中央部に四角い浴槽が鎮座するのみ。何ともシンプルなあり様に、ニンマリ。浴場の片隅には飲泉のための桝があります。柄杓が備えてあります。飲めます。癖は少なく、持ち帰ることもできます。



こんな温泉が普通にあることに、別府の力を感じます。


別府温泉 紙屋温泉
別府市千代町
炭酸水素塩泉
泉温56℃
100円
13:00~23:00
2007/2/12