慈菜湯宿 粋房おぐら

別府インターから右折1.5kmほど、県道11号を北上すると左手に見えてきます。やや急な坂を上ると右手に駐車場が待ち受けます。
落ち着いた切妻屋根の入口には暖簾が下がっています。フロントホールは黒い木目で統一され、落ち着いた印象を受けます。入浴の旨を伝えると、7つある貸切湯の中からひとつを選ぶことになります。空いていた中から新湯を選択します。




階段を降りて右手に進み、一旦下駄に履き替えます。新湯は直ぐそこ、最も近い場所にありました。
脱衣所には洗面台が二つ、一角には畳を配したベンチがあります。貸切湯にしては広い空間です。引き戸を開けると浴室です。長方形の浴槽は6人ほどが一度に入れそうな広さです。ザボンが浮かんでいます。



浴槽は長い時間を経過したような意匠で、内側のタイルには昭和の香りがします。注がれる湯は少量、透明で温めです。薄茶色の湯の花が沢山舞っています。肌触りは白湯に近い印象です。
洗い場には混合栓のシャワーもありますが、変色した昔蛇口が残されていて、蛇口をひねると熱い湯が出てきます。この浴室、一般浴室の名残を感じます。




こちらでは照湯が人気とか。青い色の湯を楽しめるとのことです。


慈菜湯宿 粋房おぐら
別府市小倉1-3
0977(21)6123 HP
単純温泉
泉温不明
シャンプー類あり ドライヤーあり
貸切湯のみ
1000円~2000円/40分
10:30~21:30
2013/2/2