別府温泉 此花温泉

光町に真新しい建物が建つ一角があります。何気ない民家と民家の間の路地の奥、20mほど先に黄色の看板が立っています。




入り口には木に書かれた温泉名の札が掛けられています。長い年月が刻まれているような札です。玄関を入ると右手に受付があり、こちらで入浴料を支払います。男湯は左です。先客が出て行かれ貸切状態です。脱衣所には木製の棚が並び、トイレも備えられています。何もかもピカピカです。



引き戸を開けると楕円形の浴槽が浴室中央に鎮座しています。別府の温泉であることを主張しているようにも思えます。湯量は浴室角にある枡で調整されているようです。別府に多く見られる方式です。引き湯されている湯は、無色透明、臭いも感じません。素直でやさしい印象の湯です。




此花温泉のある一角は2010年1月13日火災に遭い消失したと、湯上りの方から伺いました。現在の建物は2011年2月26日に再建されたそうです。


此花温泉
別府市光町7-4
単純温泉(雲泉寺貯湯タンク)
65.0℃
100円
6:30~22:00
2012/3/3