亀川温泉 望潮温泉

別府温泉の地図を眺めていると、別府温泉と鉄輪温泉と亀川温泉の中間あたりに、温泉道に参加している温泉があります。別府競輪から鉄道を渡り鉄輪温泉方面へ向かっていく途中にあるようです。住宅街の中、やっと見つけました。



着いた時間は午後1時過ぎ、番台はカーテンが閉まっています。男湯を扉を押してみると、開きました。ラジオの音が聞こえます。女湯のガラスの向こうに人影、声をかけてみると、おじいさんが出てきました。「温泉は入れますか?」「3時からだけどいいよ。」「?」そうなんです。午後は3時から営業だったのです。

100円を渡し、入らせていただきました。楕円形の浴槽には無色透明の湯がこんこんと満たされています。いいですねぇ~。古びた浴舎は風情が漂っています。これが個人の力で守られていることに驚きです。




帰り際、おじさんに挨拶をしようと女湯を覗くと、おじさんはのんびり湯に浸かっていました。営業時間外に快く入浴させていただいたことにお礼を申し上げ、別府を後にしました。


亀川温泉 望潮温泉 ※解体情報あり
別府市上人本町13
単純温泉
100円
6:00~9:00 15:00~21:30
2008/1/27