古市第二温泉

古市町に国道10号線と並行して細い街路が南北に走る。軽自動車ですれ違う際でも停車してやり過ごさなければならない。
そんな通りの途中に8台の駐車場を確保している公民館がある。敷地の中央には2階建ての建物が立つ。




1階部分が浴場だ。向かって右側が男湯で中に入ると番台のスペースがある。番台は物入れに使用されている。
脱衣所には木製の棚が並ぶ。浴場とは仕切られている。

扉を開けると中央に浴槽が配置されている。淵はコンクリートでかまぼこの形状、洗い場や浴槽内部のタイルは褐色変化している。男女を分ける壁には洗い場が3か所並ぶ。隅には別府の共同浴場で頻繁に見られる湯の枡がある。




浴槽に満たされる湯は薄く濁っている。臭いや肌感触に特色はなく至って素直な印象だ。
浴場の壁には水色のタイルが帯状に窓の下程の高さに貼られている。竣工した頃は乳白色タイルと水色のタイルが落ち着いたコントラストを見せていたのかもしれない。




組合員専用ながら別府温泉まつりで一般開放され、入浴の機会に恵まれた。感謝。


古市第二温泉
別府市古市町10
泉質不明
泉温不明
シャンプー類なし ドライヤーなし
内湯
ジモ専(組合員以外入浴不可)
2016/4/2